ここ山陰には、美しい場所や興味深い話が溢れています。
この地でお店を構える私たちだからこそ、その魅力を伝えていきたい。
そして皆さまがこの地を見つめ直したり、誇りに思っていただけるきっかけになれば幸いです。
出雲大社や神魂神社など歴史ある由緒正しき寺社仏閣も複数有する島根県。
神楽などの伝統芸能も根付き、昔へタイムスリップしたような古い街並みが今もなお残る。
最近は美肌県としても有名に。
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日本最大級の砂丘、鳥取砂丘がある鳥取県。
蟹や20世紀梨などの地元産物は全国的にも有名。
山陰海岸国立公園などの美しい景観を眺めることができる自然公園も豊富で、最近では星が綺麗に見える“星取県”としても活躍している。
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出雲大社の西方1kmにある海岸で、国譲り、国引きの神話の舞台となる「稲佐の浜」。
旧暦１０月になると全国の神さまが出雲にやってきて、人々の縁を決める大会議を行います。その際の上陸地点となっているこの場所では、現在も旧暦１０月１０日の夜、浜にかがり火をたいて「神迎え神事」を行う、出雲のパワースポットの一つです。
真っ白は砂浜と美しい海岸線が続くこの場所は、夏には海水浴も楽しめます。
全国で現存する12天守のひとつ、山陰地方で唯一の現存天守となる「松江城」。
400年以上の年月を繋ぎ、2015年に国宝指定されたことでも話題にもなりました。関ケ原の戦いの功績により、出雲を与えられた堀尾吉晴によって築かれた松江城は、別名「千鳥城」とも呼ばれ、城の外壁は大部分が黒塗りの下見板張り、高さ30メートル、5層6階の桃山様式の天守として築城当時のままの姿を今も残しています。天守閣の最上部の屋根にあるシャチホコは、高さは約2mもあり、これは現存しているモノでは最も大きいものといわれます。
城を囲む3.7kmの堀川には観光遊覧船がめぐり、川面から城下町の風情を感じることもでき、武家屋敷やお土産店を散策したり、松江藩主お気に入りの茶室で抹茶や和菓子を楽しむなど、城周辺ではさまざまな楽しみ方があります。
島根県北東部に位置する、東西約17km、南北約6km、周囲47kmと、国内で7番目の面積を誇る「宍道湖」。
松江市を流れる大橋川から中海、境水道を介して日本海へとつながっているため、淡水に海水が入り混じった汽水湖となっており、淡水魚と海水魚が共存する魚種豊富な湖です。国内最大級の漁獲量を誇るヤマトシジミをはじめ、スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ（ワカサギ）、コイ、シラウオは、「宍道湖七珍（しんじこしっちん）」と呼ばれ、島根県の名物郷土料理にもなっています。
宍道湖の風景は季節や時間によって趣が変わり、特に日没30分前から湖を茜色に染める美しい夕景は、日本の夕日百選にも登録されています。
ぽつり、ぽつり。ふいに降りだした雨も、ご縁を結ぶと、愛される。
ご縁を結ぶとされる“山陰の雨”をモチーフにした「縁雫」。ダイヤを引き立てるデザインで、雨粒を表現。指を美しく見せる曲線が、華奢で儚げな魅力を感じさせる指輪です。
風に流れる雲、切れ間からこぼれる光。ふと見上げた空さえも、やわらかな、神々の気配。 神社のしめ縄をモチーフにした「出雲」。二つの運命が一つにとけあうように、ゆるやかな螺旋を描く。古き良きものを、普遍的なデザインとして活かした、味わいのある指輪です。
神々の国と呼ばれる出雲の地に、その象徴のように建つ「出雲大社(正式な読みは“いづもおおやしろ”)」。
日本最古の歴史書といわれる古事記にはその創建が記され、古代より人々から仰ぎ尊ばれてきました。高さ24m、白木を用いた日本で一番古い神社建築様式でもある大社造り。そして、本殿西の神楽殿にある長さ13m、周囲9m、重さ5tのしめ縄は日本一の大きさです。
日本を代表する“縁結びの神様”とも知られていますが、「縁」というのは、男女の仲だけでなく、すべてのものが幸福であるために縁で結ばれていることを指し、お参りすれば、あらゆる良縁に効果をもたらすと伝えられています。
島根県のシンボル的な存在で、昭和29年(1954年)には“島根県の花”に制定された「牡丹」。
ボタンは中国が原産地ですが、日本国内で最も有名な産地は、山陰を代表する汽水湖・中海に浮かぶ「大根島」。年間約180万本を生産する“ボタンの里”として知られ、その規模は全国一を誇ります。
約300年前、八束町にある全隆寺住職が遠州（静岡県）の秋葉山に修業に訪れた際、薬用として持ち帰り、境内に植えたのがはじまりだとか。その後、徐々に島内の農家に普及していき、ほんの数種類だった品種も現在では約300種に及ぶそう。
花の見頃は４月の終わりから５月上旬にかけてです。この時期になると島内各地の牡丹園に様々な色の大輪の花が咲き誇っています。
島根県の花として指定されている「牡丹」。
絢爛に咲き誇るその圧倒的な存在感は、見る者の心を奪うほどの美しさ。
大地に深く根を張り、陽の光を浴びて力強く成長する牡丹のように、ともに支えあい、進化と成長を続けるふたりでいられるように願いを込めて。
北2.4km, 東西16kmに広がる、最大高低差は約90mという日本最大級の「鳥取砂丘」。
中国山地から流れ出た千代川と風が運ぶ砂を10万年もの歳月の中で積み上げたといわれています。長い年月をかけて作りあげられた砂と風による奇跡の造形美は、あるときは豪快に またあるときは緩やかに、季節や時間を変えて様々な表情を見せてくれます。遮るもののない砂の大地で、風が創り出す「風紋」・「砂簾」・「砂柱」も見どころのひとつ。パラグライダーやサンドボードなどのアクティビティも豊富にあり、自然を全身で感じることができます。
南北2.4km、東西16kmに広がる西日本最大級の砂の丘。長い年月をかけてこの地にできた鳥取砂丘。
少しずつ積み上げてできた偶然。この地に運ばれるまでの長い間ぶつかり合いながらも細かく磨かれ一粒一粒の砂粒ができたように。時間をかけてひとつとなる、まるで夫婦のあるべき姿のよう。
別名“砂のさざ波”とも言われる、鳥取砂丘の代表的な風景、「風紋」。
風が作り出す自然の作品。それは、同じ模様は二度と見ることができない神秘的な景色。交差するような動きのあるデザインで砂に浮かぶ模様を。そして、男性モデルには荒めのマット加工で砂粒感を表現しました。
鳥取砂丘の風景の中でも代表的な、砂一面に創り出された波状の縞模様。
別名「砂のさざ波」と言われ、風が作り出す自然の作品。
砂を動かす毎秒5m～10mほどの風。固まっていない、よく乾いた砂。砂の粒の大きさが揃っていること。
それら一定の条件が揃い、風紋は形成されると言われています。綺麗な風紋をみるには、人の足跡がない早朝がおすすめです。
日本最古の縁結び物語といわれる“因幡の白うさぎ”。神話に登場する大国主と八上姫の縁を結んだのは一匹の白兎でした。
婚約指輪には、うさぎの目をイメージして、ルビーを一石。結婚指輪は、ふたつの指輪を重ねるとうさぎの耳が見えるよう、昔から縁起の良い動物として親しまれるうさぎを指輪全体で表現しました。
雄大で、美しく。強くて、やさしい。山はいつもそこにあるけれど、見る度に表情を変える。「秀峰大山」をモチーフにした「足跡」。美しい山の形をそのまま指輪のデザインに。男性のものは逆さ大山に。独特の曲線が、シンプルな中にも個性を感じさせるゆびわです。
鳥取砂丘の西端に位置する海岸で、神話“因幡の白うさぎ”の舞台といわれている「白兎海岸」。 昔、淤岐ノ島に流されたうさぎがワニザメをだまして気多の崎まで渡ろうとしました。途中でだまされたことに気がついたワニザメから仕返しに皮をむかれて苦しんでいたうさぎを、通りかかった大国主命が「真水で体を洗い、それから蒲（がま）の花を摘んできて、その上に寝転ぶといい。」と心優しく助け、完治したといわれています。その後、白うさぎは八上姫（やがみひめ）と大国主命との縁を見事に取り持ち、今では「白兎神社」の御祭神となりました。そんな、日本最古のラブストーリーの発祥地として、2010年には「恋人の聖地」として認定されたことでも話題になりました。
別名“伯耆富士(ほうきふじ)”と呼ばれ、中国地方の最高峰（1,729m）にして、鳥取県のシンボルともいえる、「大山」。 1922年に日本で3番目の国立公園となり、「日本名峰ランキング」でベスト3に選ばれるほどのその美しい自然のすがたは、昔から多くの人の心をとらえ続けています。野鳥保護区、自然林保護区にも指定されており、西日本最大級のブナ林や特別天然記念物に指定されるダイセンキャラボク、様々な動植物や昆虫など、多様な生態系が共生するここ大山では、新緑の初夏、紅葉の秋、雪景色の冬など、四季を通して大自然の美しい景色を楽しむことができます。 登山や散策はもちろんのこと、大山から蒜山へと続く道は雄大な自然を楽しめるドライブコースとしても人気です。
